はじめまして、現役リフォーム営業で15社に見積り依頼するほど、本気で外壁塗装を検討している「壁野 陽平(かべの ようへい)」といいます!
外壁塗装をやらないといけないけど、全然知識がなくてだまされないか不安
最低限は外壁塗装の知識をもって塗装業者選びをしたい!
そんなあなたに、外壁塗装に必要な知識から失敗しない外壁塗装リフォーム業者の選び方までをわかりやすく解説!
塗装業者選びは非常に重要で、業者選びを間違えるとほぼ100%失敗します。
- 300万かけて外壁塗装したのに、2年ぐらいで塗装がはげてきた!
- 外壁塗装したのに、思った色にならずに家に帰るたびに気分が暗くなる。
- 塗ってほしかったところが塗られていなくて、不満がのこる。
外壁塗装リフォームは、最も施工不良が多くトラブルも多いリフォームです。
塗装後すぐに劣化しても、塗装業者に対応してもらえなくて裁判沙汰になっている!なんてこともあります。
でも、大丈夫です!
このブログでは、失敗しない外壁塗装業者の選び方をわかりやすく伝えます。
ポイントを押さえて業者選びをすれば、お値打ちで満足できる外壁塗装ができる!
私は東証一部上場企業で、現役で管理職とリフォーム営業を7年以上おこなっております。
現場での経験、施工業者や塗料メーカーとのつながり。
外壁塗装やリフォームに関する書籍を20冊以上読んで、いろいろな見解を理解し解説します。
そして、私も築11年の家に住んでおり、あなたと一緒で真剣に外壁塗装を検討しています。
詳細なプロフィールと、ブログのコンセプトはコチラ → プロフィール
現役でリフォーム業界にかかわっている私が『外壁塗装をする理由から、適切な塗装業者の選び方まで』をわかりやすく解説します。
外壁塗装を考えている方が思う、疑問や不安。
- 塗装するべきなのかわからない
- できるだけ安くしたい
- トラブルを防止したい
- 安心できるところに頼みたい
- 見積もりの比べ方がわからない
こんな悩みを「すべて」このブログで解決します!
- あなたの家と、あなたの要望を明確にする。
- 要望に対応できる業者を選ぶ
それが、難しいんです。
そんなあなたに詳しくわかりやすく、順を追って説明していきます。
【ステップ0】外壁塗装は業者選びが最重要!
外壁塗装は他のリフォーム以上に、業者選びがもっとも重要。
いくらよい塗料を選んでも、施工基準通りに塗装をする塗装業者でないと塗料の効果は得られないからです。
塗料の問題だけでなく、壁の汚れをとり塗装がしやすい状態を作る『下地処理』がおろそかになると塗装はすぐに剥げてきます。
それらの、問題が起こるかはあなたが選んだ塗装業者しだい!
- 手抜きがしやすいリフォーム
- 紛争センターへの問合せも多い
手抜き工事をされないためにも、塗装業者を較べて選ぶことと最低限の知識は必要です。
家の外壁塗装は、もっとも手抜きしやすいリフォーム?!
外壁塗装はお風呂やキッチン、トイレなど水回り系や間取り替えなどのリノベーションと比べても手抜きしやすいリフォームです。
なんで?手抜き工事になってしまうの?
理由は一つではないです。
- 適切な外壁塗装がわかりにくい
- 工事の期間が長いので、確認しにくい
- 手抜きをしてもすぐ症状がでない
- 職人の技術不足
- 費用不足で適切な塗装ができない
一番大きな理由として、手抜きの外壁塗装をしてもすぐに症状がでないことです。
多くの『施工不良』や『手抜き工事』で症状がでるのは早くても1年、長くても3年ぐらいたってから症状が出てきます。
手抜き工事でも、塗装直後はきれいな施工に見えるのか怖いところです・・・
『工程を飛ばして塗装する』『塗料の使用量を無視して塗装する』など手抜きの方法は色々あります。
期待耐久年が20年の塗料を塗ったのに、1年〜3年で劣化が出てしまったら最悪です。
症状が出てから、塗装を頼んだ業者に相談しようとしてもその会社は倒産していた。
そんなことも多いです。
- 悪意があって、手抜き工事をしている業者
- 気の緩みから手抜きになっている業者
- 知識や経験不足で施工不良になっている業者
そんな施工をしている塗装業者は、長く続かない。
手抜き工事をしている塗装業者が、数年で倒産する可能性は高い
だからこそ、業者選びは慎重にしていきたいですよね。
紛争センターへの外壁塗装の問い合わせは多い
\ クリックで拡大できます /
上記のデーターは、公的財団法人リフォーム紛争センターに相談の内容です。
『当該事象が多く見られる部位』外壁・屋根が入っている件数
3136件:全体の83.14%
リフォーム全体の紛争センターですから、お風呂やキッチン・トイレなどの水回りの相談もありますが圧倒的に、塗装の相談件数が多いです。
外壁塗装後に不満があったり、トラブルが起こってもいきなり「紛争センターに電話だ!」とはならないと思います。
まずは、塗装をしてもらった塗装業者に相談するでしょう。
ですが
- 塗装業者が倒産している。
- 相談に対応してくれない。
- 電話がつながらない
こんな場合に、どこに相談したらいいかわからず、仕方なく紛争センターに相談するのではないでしょうか?
塗装してもらった塗装業者が真摯に対応してくれたら、紛争センターに相談はしないですよね。
外壁塗装のトラブルなんて、私には関係ないと思っていた・・・
これだけトラブルが多いと、外壁塗装の業者選びに慎重になるのもわかります。
外壁塗装はトラブルが多い!だからこそ、知ることが必要
外壁塗装で『トラブル』や『施工不良』『手抜き工事』をさけたい
ならば、どうすればトラブルを防ぐことができるのか?
どうすれば手抜き工事をしない、塗装業者を選ぶことができるのか?
- トラブル
- 手抜き工事
- 施工不良
これらを避ける力は『知ること』です。
失敗しない外壁塗装ができるのは
- 知識がまったくない、素人の人と
- 最低限の知識を得て、複数の業者を比べている人
最低限でも、知識がある人ではないでしょうか?
ここだけは知っておいてほしい内容を、わかりやすくまとめています。
この記事を最後まで読んでもらえれば、あなたが外壁塗装でトラブルにあう可能性はグッと下がります!
でも、外壁塗装なんて全然わからないし
そんなあなたには、くわしくなくても失敗しない良い方法があります。
それは、複数のプロに見積もり依頼して家を見てもらうことです。
1社だけに相談すると、その1社の考えだけしかわかりません。
3社以上に相談すれば、その違いからあなたの家の外壁塗装の相場や正しい施工内容が見えてきます。
外壁塗装で手抜き工事などのトラブルに合わないためには、
自分で知識をもつか複数見積もりをとって比較するかの二つの方法しかないです。
- 15社に見積り依頼をした、私が厳選した完全無料の一括見積もりサイトを紹介
- 外壁塗装を相談できる会社を複数探すのは、結構大変です。
そんなときに便利なのが一括見積りサイトです。
私が15社に相談してわかった、本当にいい業者を紹介してくれる一括見積もりサイトを紹介している記事があります。
無料で手軽に塗装業者を探したい人は参考にしてください。
▶ 外壁塗装おすすめ一括見積もりサイト
【ステップ1】あなたの家の外壁塗装する
タイミングを把握しよう。
外壁のメンテナンスは必ず必要です。
なぜなら、外壁は雨や風、日差しなど家を守って、24時間365日影響を受けて劣化をしていきます。
メンテナンスが不要な外壁材は無いです。
ですが、メンテナンスの時期は違いがあります。
☆二段階目次
- 外壁材の種類
- 塗ってある塗料の種類
- 家の建っている環境
5年で塗替えが必要な外壁も、30年も手を加えなくてもいい素材もあります。
ですが、どの素材もノーメンテで、永遠にもつ外壁材はありません。
メンテナンス時期が早ければもったいないです。遅いと家の躯体に影響がある場合もあります。
大切なのは、あなたの家のメンテンス時期を把握することです。
それぞれくわしく、解説していきます。
家の外壁材を確認する。
外壁材によって、メンテナンスする期間は変わります。
外壁材の種類 | メンテナンスの目安年数 | 備考 |
窯業系サイディング | 7年〜10年 | もっとも主流の外壁材 |
金属系サイディング | 10年〜15年 | サビなどの劣化が発生する。 |
木質系サイディング | 7年〜10年 | 水に弱い、劣化が早い |
コンクリート | 10年〜20年 | 定期的なメンテンナスで100年以上もつ |
モルタル | 5年〜10年 | 職人が少ない、業者選びに注意 |
タイル | 10年〜15年 | 塗装は不要だが、浮きや剥がれが起こる。 |
あなたの家の外壁材はどんな素材でしょうか?
素材にあったメンテナンス時期を知っておくといいです。
- コンクリート外壁について、くわしく知りたい方はこちらを参考にしてください。
- コンクリート外壁についてくわしく解説した記事がありますので、コンクリート外壁のご自宅の方は参考にしてください。
▶ コンクリート(RC)外壁塗装は必要?不安や疑問を解決できる対策方法を解説!
家に今塗ってある塗料を確認する。
塗装されている外壁では、今外壁に塗料の種類によってメンテナンス周期が変わります。
一番よく提案される、塗料の種類が4つあります。
塗料の種類 | 目安耐久年数 |
アクリル塗料 | 3年〜8年 |
ウレタン塗料 | 5年〜10年 |
シリコン塗料 | 10年〜15年 |
フッ素塗料 | 12年〜20年 |
上記の4種類以外にも
- 光触媒塗料
- 無機塗料
- 撥水材
- ラジカル塗料
- セラミック系塗料
種類がありますが、最近出てきている塗料が多いので、まずは基本の種類を把握していれば大丈夫です。
自分の家が、どんな塗料が塗ってあるかわからない
塗ってある塗料を確認する方法として
- 家の図面などと一緒に保管されている仕様書を確認する。
- 前回塗装をしている家は、前回の見積書などを確認する。
\ クリックすると拡大できます /
上の写真は、私が家の仕様書写真です。撥水材という、コンクリート用の防水塗膜が塗ってるのがわかります。
残念ながら、耐久年は3年〜7年でウレタン塗料と同等の素材です。
仕様書がないし、見てもわからない時はどうすればいいの?
新築から塗替をしていない場合は「アクリル」か「ウレタン」塗り替え周期は5年〜10年だと思ってください。
私はお客様宅の仕様書を、何百件と見ていますが
残念ながら新築時から、よい塗料を塗っていることはほぼないです。
長くもつと思いたいですが、長くもつと思って劣化が進行するより
慎重に考えて早めに行動したほうが、失敗は少ないです。
今塗ってある塗料で、塗り替え時期がわかります。
あなた家の周辺環境を確認する。
同じ外壁材で同じ塗料を塗っていても、建物の周りの環境によって劣化は変わります。
外壁の劣化に影響する住宅環境として
- 日当たり
- 木々や川が近い
- 風が強い地域
- 車や電車の振動
- 軒がない
住宅環境すべてが影響されます。
具体的に言うと、
- 車や電車など、振動が多い場合はクラックが発生しやすい。
- 森や川などが近い場合は、コケや外壁の汚れが発生しやすい。
- 軒がない家は外壁に雨が当たりやすいので、同じ外壁材の家より劣化は早いです。
など、状況により劣化症状がでてきます。
私の家も当てはまる・・・
どれぐらい影響があるのかしら?
影響は1邸1邸違うのでハッキリ答えにくいですが、気になる箇所がある場合は手遅れになる前に早めにプロに相談したほうがいいです。
家によって、劣化のスピードは違います。劣化していない状態ならまだ塗装の必要はないです。
次のステップでは、劣化症状の確認方法を解説します。
- 外壁塗装をするべき年数は何年?_
- 外壁塗装は10年前後が適切と言われますが、本当にそうなんでしょうか?
くわしく解説した記事がありますので、気になる人は参考にしてください。
▶ 外壁塗装は10年が適切ではない!5つの理由
【ステップ2】外壁の劣化症状を確認する。
症状で緊急度が変わる!
劣化症状が出たら、すぐにプロに相談しましょう。
外壁を守っていた塗料が劣化し始めると、劣化の進行速度は急速に早くなります。
劣化症状が出始めたら一つの症状から次の症状へと、劣化症状が連鎖的に起こります。
劣化症状が出始めの状態なら、改修できる方法も多いです。
劣化が進んで雨漏りなどが出てきてからだと、改修するための方法や費用に選択肢がなくなります。
劣化が進むと、数百万の単位で費用がプラスされていきます。
劣化症状がでたら、必ずプロに相談して現状を把握することが大切です。
劣化症状ってどんな状態を言うの?
重要度別にそれぞれ解説していきます。
外壁の劣化症状:チョーキング
【重要度:弱】
外壁を触ると手に外壁の色が付くことはありませんか?
色がつく原因は、塗膜の劣化
- 塗料が乾燥して、粉になっている。
- 外壁の塗料が劣化
- 壁が雨水を吸っている可能性
などの可能性ある症状です。
簡単に確認できるので、試してみると良いと思います。
外壁材の種類によっては、チョーキングが出ない場合や出にくい外壁材もあります。
チョーキングが出ていないから大丈夫ではなく、他の劣化症状も確認しましょう。
外壁の劣化症状:汚れやカビ
【重要度:弱】
環境によって、カビや汚れは出やすい箇所が変わります。
北側の日の当たりにくいところに出やすいです。
これは、しかたないのでは?と思う人も多いかもしれません。
以前は大丈夫だったのに、最近はカビや汚れが目立ってきたという方は外壁の塗膜が、劣化して汚れが吸着しやすくなっている可能性があります。
カビや汚れも、外壁の塗膜劣化でつきやすくなっているかもしれない
外壁の劣化症状:コーキングの劣化
【重要度:中】
コーキングは外壁材の継ぎ目や、窓まわりから雨水が侵入しないように守る素材。
やわらかいゴム状の素材が家が揺れた時に、外壁材同士がぶつかり損傷することも防ぎます。
ゴム状の素材なので年数が経つと痩せて、割れていき剥がれていきます。
上の写真のようにコーキングが割れていると、
- コーキング部分から雨水が壁の中に入っている可能性
- 側面から外壁を痛めている。
- 外壁のクラックに繋がりやすい
などなど、コーキングが劣化していると外壁材を傷めて、さらなる劣化につながっていきます。
一番劣化が早く、わかりやすい箇所なのでチェックしましょう。
コーキングは10年前後で劣化してきます。状態が悪くなる前に確認しましょう。
- コーキング部分は一番劣化が出やすい部分で、気にしている方も多い
- 私の家もコーキングが気になる!そんなあなたは、外壁塗装を検討するべきなのか?
コーキングについてくわしく解説している記事がありますので、参考にしてください。
▶ コーキング(シーリング)の劣化状態を5つの段階で解説!
外壁の劣化症状:クラック(割れ)
【重要度:大】
『クラック』は外壁材の『割れ』のことです。
割れから外壁材の中に雨水が侵入しているかもしれません。
クラックは劣化症状としてかなり悪い状態です。
- クラックから外壁内に雨水が入っています。
- 外壁の反りに繋がり、さらなるクラックを発生させます。
- クラックが大きくなると改修で出来ず張替えになります。
- 張替えは費用が倍以上になる場合もあります!
クラックがひどくなると、塗装では修繕できなくなり。
サイディングを張り替えるか、外張りで貼っていく必要がでてくると費用が塗装より2倍から3倍かかることもあります。
クラックが出ていたら、すぐにプロに相談してください。
雨漏りを防ぐ為の劣化症状:ベランダ防水
【重要度:大】
外壁ではないですが、雨漏りが多い箇所であるベランダ防水。
ベランダの床はほぼ平らな状態で、わずかな傾斜で水をながしています。
そのため、角度のある屋根や壁より、水が溜まりやすいです。
- ベランダ防水で宅内に雨水の侵入を防いでいる
- 劣化すると、家の中に水が入りやすい
ベランダの掃除をあまりしていないと、劣化が早いので心当たりがある方は注意です。
塗装業者はベランダ防水をやりたがらない?
防水は専任業者が必要で、漏水しやすく責任も重いので小さな塗装屋さんはやりたがらないところも多いです。
ですが、必要性や重要性が高いのと、脚立だけでは出来ない場合もあるので塗装と同時に施工するべきタイミングなら
同時にすることをオススメします。
劣化が出てしまったら何もしないと、悪化する一方です。
劣化症状をチェックして、早めにプロに相談しましょう。
次のステップでは、塗装をする。あなたの要望と希望の考え方を伝えます。
【ステップ3】理由と、予算をまとめる。
外壁塗装する理由は1つじゃない!
外壁塗装をする理由と目的は1つじゃないです。
- 家を守るため
- 外観をよくするため
- 断熱効果を高めるため
実は外壁塗装でできる効果は色々あります。
理由と目的を考えて必要な内容を必要なだけ施工すれば、安く外壁塗装できます。
あなたの要望が決まっていると、悪い塗装業者にだまされることも少なくなるので安心です。
外壁塗装で、家を劣化から守る。
家を長持ちさせるために、外壁塗装をする。
もっとも一般的な理由だと思います。
このとき、イメージしておいた方がいいこととして『今回の塗装で何年ぐらい持たせたいのか?』
少しでも、長く持たせたい!
たしかに、少しでも長くもたせたいですよね。
でも、良い塗料は当然高いので、予算とのバランスを考えて決めましょう。
その目安の一つに、塗料の種類があります。
塗料の種類の目安年数はわかりやすいです。
ですが、良い塗料を選んでも2〜3年で劣化することがあります。
- 下地処理
- 塗り方
つまり、どんな良い塗料をつかっても職人さんの腕で効果がでないことがあります。
塗料の種類は、ちゃんと塗装できる塗装業者を選ぶのが大前提です。
何年ぐらいもつ塗装をしたいのかを考えることは、大切ですが・・・
どんな良い塗料でも、施工基準を守らないと塗料の効果が発揮できないので塗装業者選びは慎重に!
機能性塗料で外壁塗装をして、住みやすい家にする。
外壁塗料も多機能な塗料が増えてきています。
- 寒さ対策
- 暑さ対策
- 汚れ防止
- 結露対策
- 騒音対策
外壁塗装をするだけで、住まいの不満を解決できるいろいろな効果が得られる塗料があります。
どうせ塗装するなら、機能が付いていほうがいい!
メリットの裏には、デメリットがあるので注意です。
- 値段が高くなる
- 耐久年数が下がる
- 塗り方が特殊なので業者を選ぶ
など、デメリットもあります。
何が必要なのかを決めてから、業者選びに入りましょう。
機能性が高い塗料の一例として、有名で提案されていることも多い塗料
ガイナを紹介しておきます。
機能性塗料:ガイナの特徴
- 寒さを軽減【断熱効果】
- 暑さを軽減【遮熱効果】
- 騒音を軽減【防音効果】
外壁塗料で、これだけの効果があるのはすごいことです。
ですが、デメリットもあります。
- 暗めの色が選べない
- 厚塗りなので刷毛後が残りやすい
- 費用が高くなる。
機能性塗料は、施工実績も少ないです。
施工経験があるかなどを確認して、施工業者も慎重に選びましょう。
- 断熱塗料ガイナに興味がある方必見
- ガイナについて実験動画多数入れて、くわしく解説している記事がありますので参考にしてください。
▶ ガイナの外壁塗装は失敗か?実際に起こった5つの失敗例を紹介
塗装で家を快適にもできる塗料もあります。特殊な塗料はデメリットも多いのでしっかり把握してから選ぶことをオススメします。
外壁塗装で家の色を変える。
塗装をすると、外壁の色を変えることができます。
新築のとき外壁のデザイン失敗したなぁ〜とおもっている人はチャンスです。
外壁塗装をするときに、気をつけないと家のイメージが大きく変わってしまうこともあるます。
例えば、デザインのあるサイディングなどを1色の塗装をすると。
上の写真の様に1色塗りですとベタッと塗りましたとなり、安っぽく見えてしまい、嫌がる人も多いです。
解決する方法として
- 2色塗り
- クリア塗装
のなどの方法があります。
クリア塗装は、値段もそれほど変わらないです。
ですが、クリア塗装は透明なので外壁にクラックなど劣化が出ていると、クラックがそのまま残ってしまうのでクリアでは塗装できません。
劣化が出る前に定期的に塗装する場合は、クリア塗装がオススメです。
2色塗りの値段は高くなります。
ですが、色を変えることができるので、デザインにこだわりたい人にはオススメです。
クリアが塗装できない、外壁でも対応が可能です。
塗料の種類によっては、色が限られる場合があります。
外壁の色を変えたい人は塗装業者に、塗りたい色を伝えて対応できる塗料で見積もりを出してもらいましょう。
外壁の塗装をすると、家のデザインが大きく変わります。
デザインを気にする人は、希望をしっかり伝えましょう。
- 塗料の選び方にはどうすればいいの?
- 塗料の選び方を知りたい!そんなあなたは塗料の選び方を5つのポイントでわかりやすく解説しています。
▶ 外壁塗装の塗料選びがわかる!5つのポイントを解説、おすすめ塗料も紹介
家の外壁塗装をする、周期を考えよう
外壁塗装は10年〜20年の長い周期で、塗り替えになります。
塗料の耐久年数を考えるときは、次の塗り替えを考えてみると無駄がないです。
塗料を選ぶときのポイントとして、
- 次は何年で塗りなおすのか?
- 今の家に何年住むのか?
この点を考えると、長く見てお得な外壁塗装ができます。
長期もつ塗料の方が、高くても長い目で見ると得!という考えもあります。
なぜなら、塗料が良くなっても『足場』や『職人さんの人件費』は変わらないので大きく金額が変わらないからです。
すこし大げさに聞こえるかも知れませんが、人生設計の一つとして考える良い機会だと思います。
あなたが何を目的に塗装をするのか、それを決めるて伝えることも業者選びのポイントです。
次のステップでは、現役リフォーム営業だからできる塗装業者を選ぶ為に必要な『業界の裏側!』を解説します。
【ステップ4】塗装業者を探す。
外壁塗装の業界の仕組みを知る!
外壁塗装はどの業者に依頼するかがすべて!と言ってもいいぐらい重要です。
その業者がなぜその値段なのか?を知ればあなたにあった業者を選びができます。
『業界の裏側』とも言える、仕組みを説明していきます。
外壁塗装を依頼する先として、大きくわけると3つになります。
- 外壁塗装専門店
- リフォーム店
- ハウスメーカー
関わる人が少ない順に、3つのタイプに分けて解説します。
上の図のイメージのように、
- 関わる人が多くなると、費用も安心も上がる。
- 関わる人が少ないと、費用も安心も下がる。
それぞれのメリット・デメリットがありますので、解説していきます。
結論を先に言っておくと、お値打ちで安心できる外壁塗装を選ぶなら『塗装専門店』をオススメします。
家の外壁塗装を『塗装専門業者』に頼む
塗装職人さんや塗装業者に依頼する方法です。
お値打ちに安心できる、塗装業者としては一番オススメです。
- お値打ちにできる
- 職人さんに頼むので、施工技術が高い
この2つが大きなメリット!
逆に事業規模が小さいから起こるデメリットもあります。
- 施工中や施工後の倒産リスク
- チラシや広告が少なく、探しにくい
- アフターや保証が少ない
などがデメリットになります。
塗装専門店の中にも色々な種類の店があるので選び方には注意が必要です。
塗装専門店がすべて『専門知識が豊富』で『施工実績が多く』『お値打ち』ではないです。
『去年からはじめて、まだ施工件数は1件だけです。』という塗装専門店も
『この道20年で、地域の家はほぼ私が塗り替えています』ってベテランもいます。
お値打ちで、施工技術はあるかも知れないけど・・・
情報が少ない塗装専門店の中から優良業者を個人で選ぶのは大変です。
- 優良業者を無料で探す時にオススメ方法は?
- 優良塗装業者を探すには、一括見積もりサイトをオススメします。
とわいえ、一括見積もりサイトにも悪いところもあり、なんでも良いというわけではないです。
私は15社に見積り依頼をして、本当によかった業者が紹介されたおすすめの一括見積もりサイトを紹介しています。
すべて無料なのでよかったら、参考にしてください。
▶ 外壁塗装おすすめ一括見積もりサイトランキング
塗装専門店は塗装の職人が社長の場合も多く、流れがシンプルです。
塗装専門店で依頼した場合の費用や、依頼する時のイメージです。
塗装専門店は必要最低限の人しか、かかわっていないので値段が安くなる場合が多いです。
塗装専門店はかかわる人が少なく、安くなりやすいです。
私が知っている塗装専門店の社長は足場も組んでました。その分人件費がかからずお値打ちな見積もりをだせています。
- 塗装専門店って、どんなお店をいうの?
- 塗装専門店のことをくわしく書いた記事もありますので、ぜひ一緒に呼んでみてください。
▶ 外壁塗装は選ぶなら塗装専門店なら安心?メリット・デメリットを解説
家の外壁塗装を『リフォーム店』に頼む
塗装専門店が安くていい塗装業者を選べるのはわかったけど・・・
もう少し安心して頼めるところはないの?
思うそんな方には、リフォーム店をオススメします。
- 外壁塗装以外のリフォームも同時に施工依頼が可能
- あなたの家にあった、外壁塗装を提案してくれる。
- 保証などアフター体制が豊富
今の時代は、CMで見るリフォーム店や「ホームセンター」「家電量販店」など、いろいろなところがリフォームをやっています。
目にすることも多く、内容もわかりやすいです。
あなたの要望に対応しやすい方法や、保証なども充実している場合も多い。
ですが、デメリットも多く
- 価格が高くなる。
- 営業マンにより、提案が適切でない場合もある。
- 選ぶ店によって、保証などの対応が違う。
サービスが増えると、価格は高くなります。
営業マンがあなたの要望を聞き見積もりを作るので、営業マンの知識がないと、よい提案がもらえないです。
上の図のように、リフォーム店はあなたの要望を聞いて、複数ある塗装専門店に仕事を依頼。
リフォーム店の社員が、施工することはほぼないので!その分値段は高くなります。
リフォーム店はあなたの家を適切に塗装してくれる業者を選んでくれます。
保証もついていて施工管理体制も充実しているところが多く、より間違いない施工が多いです。
その分、値段が高くなります。
リフォーム店は種類が多く、それぞれサービス内容が違うので注意が必要です。
- 保証は何年だけでなく、どこまで対応してくれるのか?
- 施工管理は何処がやるのか?
必ず確認して選びましょう。
有名なリフォーム会社を選ぶと、安心できますしあなたの手間は少なくなります。
ですが、安心や保証は増える分見積り金額が高くなります。
- リフォーム会社ってどんなところ?サービス体制の違いは?
- リフォーム会社の内容やホームセンターや家電量販店のサービス内容を調べた記事がありますので、参考にしてください。
▶ 外壁塗装を頼むならどこがいい?家電量販店・ホームセンター・リフォーム会社、大手9社を徹底調査!
リフォーム会社の仕組みは塗装専門業者に頼むより、あなたの手間は少なくなります。
自分の家を建ててくれた、ハウスメーカーに外壁塗装を依頼する。
ハウスメーカーはなんと言っても、安心!
- その家に適切な塗料や施工方法を知っている。
- すべて任せても、安心して対応してくれる。
- アフターフォローもしっかりしている。
完璧な施工をするためには、ハウスメーカーに依頼するしか無いです。
その理由は
- ハウスメーカーで付いている保証がなくなる。
- ハウスメーカーでしか部材が手配できない。
- 特殊な部材を使っている。
ハウスメーカーに任せることは一番安心して依頼できます。
ですが、安心が増えると値段が高くなります、それも、結構な金額高くなる場合が多いです。
塗装専門店3倍近い値段だった場合も、見たことがあります。
実際に「値段の差がありすぎる!」値段が高いからという理由で、ハウスメーカー以外で塗装する人も多いです。
ハウスメーカーが外壁塗装するまでの流れは下記のような流れです。
ハウスメーカーもその会社で施工店を持っているというより、有名な塗料メーカーなどに施工を依頼しています。
塗料メーカーは契約している職人さんに依頼しています。
施工費に100万円かかる場合
塗料メーカーで30%前後かかり130万になります。
そこに、ハウスメーカーで更に50%前後かかり195万
本来の施工費から約倍になっています。
上の内容はリフォーム店でも、同じことが言えます。
プラスの値段に相当する、保証やサービス、アフターがあるかが選ぶポイントです。
値段は高いのはわかっているけど、安心第一と思う人にはハウスメーカーに依頼することをおすすめします。
- ハウスメーカーの施工内容についてくわしく知りたい!
- 値段よりも安心が一番、ハウスメーカーで外壁塗装を検討している方はよりくわしく解説している下記の記事をご覧ください。
▶ ハウスメーカーで外壁塗装をするメリット・デメリットを解説!
どんな種類の会社に頼むか、これがわかると選ぶ幅がしぼれます。
次のステップでは、塗装業者に見積もり依頼をしていきます。
【ステップ5】塗装業者に見積もり依頼
絶対するべき3つの方法!
いよいよ実際に塗装業者に見積もり依頼をして、塗装業者を選んでいきます。
重要なことなので、何度も言いますが外壁塗装は業者選びで、100%決まると言ってもよいです。
それぐらい、業者選びは大切です。
- 自分の家の劣化状況
- 何を目的として塗装をするのか
- 頼む会社の種類
など、これまでの、流れで把握出来ていると思います。
失敗しない外壁塗装のために、必要な見積もりの取り方を3つのポイントに分けて解説します。
- 見積りは相見積もりをとる。
- 見積り依頼内容を合わせる。
- 現地確認の日は別の日時にする。
紹介する3つのポイントを押さえれば、外壁塗装で失敗する可能性はグッと下がります。
その1:家の外壁塗装の見積もりは必ず!複数取る【最低3社】
外壁塗装は大きな金額のリフォームです。
必ず3社は相見積もりをとりましょう。
外壁塗装の相場は、見積もりを出してみないとわからないからです。
- 家の大きさ
- 外壁の素材
- 家の建っている環境
- 劣化状況
- 今塗ってある塗料
外壁塗装の値段は、それぞれの家によって違います。
相場がわからずに契約するのは
- 高いのか?お値打ちなのか?
- 適正な施工なのか?不適正なのか?
相場がわからないと判断ができません。
相場を知るためには、最低でも3社は見積もりが必要!
そんなに見積もりを出してもらうのは、時間も手間もかかりそう・・・
確かに、少し手間はかかります。
手間をおしんで、外壁塗装でトラブルになった場合
修復や塗装した業者との話し合いなど、金額がかかるだけでなく手間も時間も取られます。
実際に、リフォーム紛争センターに相談する人の71%の人が1社でしか見積もりをとっていない。
言いかえると1社でしか見積もりを取らず、紛争センターへ相談する必要のある工事になってしまっているということです。
外壁塗装をお値打ちに、しっかりと施工をしてもらうためにも必ず相見積もりをとって比べましょう。
その2:外壁塗装の見積もり依頼内容をあわせる。
見積もりを複数依頼するときにはすべての業者に、同じ希望を伝えてください。
塗装業者によって伝える希望が違ったら、違う見積もりが出てきて比較ができない。
伝える内容としては
- 予算
- 塗装をしたいのはいつ頃か
- 何年ぐらいもつ塗料にしたいのか
- 気になっている箇所
- どんな色にしたいのか
希望を予めメモしておき、同じ内容を伝えましょう。
同じ条件でも塗装業者の見積もりは、別々の値段や提案が出ます。
その違いを比べると、いい塗装業者がわかってきます。
複数見積りの時間をかけても、同じ内容でないと比べれないです。
見積り依頼するときは、同じ内容で見積もり依頼をしましょう。
その3:外壁塗装の見積もりはそれぞれ別の日時にする。
外壁塗装の現場確認は1時間ほどかかります。
時間を作るのは大変かもしれませんが、1社ずつ別々の時間で調整しましょう。
見積もりを依頼する理由は金額を比べるため、だけではなく
しっかりとした外壁塗装をしてくれるのかを、判断する重要なポイントです。
- どんな会社なのか?
- 対応はいいのか?
- 時間は守っているか?
- どこを見ていくのか?
- 要望を聞いてくれるのか?
あなたの家を見る箇所や、提案内容でを見て、一社ずつ確認しましょう。
いい外壁塗装をする業者は、あなたにあった提案をしてくれます。
現場調査を10分で写真だけとって帰った『A社』
- あなたの要望の確認
- 劣化の箇所の施工方法の説明
- 足場の注意事項
- ご近所への音などの説明
これらをすべてを1時間ほど丁寧にした『B社』
『A社』『B社』同じ塗料で同じ値段でも、トラブルはどちらが起きやすいか明確です。
現地調査時は時間をとって、確認する価値のあることです。
現地調査は1社ずつ時間をとって対応するれば、良い塗装業者を選べます。
【必見!】見積もり依頼するのにオススメの方法を紹介
インターネットの見積もり一括サイトで、見積り依頼をするのはオススメの方法です。
理由は、実際に私が15社に見積り依頼して本当に良かった塗装業者に出会えたのは一括見積もりサイトです。
近くにあるリフォーム店や、チラシの入っていた塗装屋さんで見積もりを頼んでみましたが、値段が高かったり不安を以上にあおってきたりで散々でした。
ネットの見積もり一括サイトなら
- 業者を探す手間が少なくなる。
- 優良業者を選べる。
- 第三者の会社を通す安心感
サイト側が塗装業者を審査しているので、簡単に優良業者が選べるます。
知らないところから、電話がしつこくかかってきて大変そう?
確かに、業者に丸投げのサイトも多いです。
私も失敗した・・・と思うサイトもいくつも利用しました。
だからこそ、本当におすすめできるサイトだけを紹介できます。
- 優良業者を紹介してくれて、しつこい電話がこないサイトはどこ?
- 私が15社に見積り依頼をした結果、本当におすすめできる外壁塗装の一括見積もりサイトだけを紹介している記事があります。
ぜひ、参考にしてください。
外壁の劣化は何もしないと悪くなる一方です。早めに見てもらえれば費用が少なくて済む場合も多いです。
完全無料のサイトだけを紹介しているので、外壁が少しでも気になっている場合は今すぐ確認しましょう。
▶ 優良業者に出会える、外壁塗装おすすめ一括見積もりサイトランキング
現場を見てもらい、見積もりが出揃ったら塗装業者を比較し選びます。
次のステップでは、塗装業者の選び方のポイントを解説します。
【ステップ6】塗装業者を比較!
選び方を解説
見積もりがそろったら、いよいよ塗装業者を選びます。
何を基準に選んだらいいの?
押さえておくべきポイントがあります!
何を基準に選んだらいいの?押さえておくべきポイントがあります!
- 価格だけでは比べない
- 外壁塗装以外の部分も確認
- あなたの要望がかなっている見積りか確認
重要な見積もり内容を比べる、ポイントをくわしく解説していきます。
職人歴20年の黒田さんに記事
屋根や外壁の職人歴20年の『黒田真和』さんに、業者選びのポイント記事を書いてもらっています。
私も参考になった、現場の意見と「失敗してほしくない」という熱がある記事です。
ぜひ、一緒に見てみてください。
外壁塗装は『値段だけ』で比べると必ず失敗します。
価格は非常に重要です。
ですが、値段が安くても中身がスッカスカだったら、その外壁塗装に契約する価値はないです。
何にどれだけの費用がかかっているのか?見ていきましょう。
見積もり内容や、現地調査時の説明を確認しましょう。
確認するべきポイントとして
- 補修の方法、その費用がわかるか?
- 塗料のメーカー、種類が明記されているか?
- 塗る場所、塗らない場所がわかるようになっているか
- 何回塗りを明記されている?
- 諸経費や産廃費は適切か?
- 追加工事がかかる可能性はあるのか?
- 追加工事がかかる場合はどういう場合か?
上記は確認しておきましょう。
『塗装一式』のような、何をどこまでやるのかわからない、見積もりは要注意です。
細かいところを明記してある業者は、細かいところもしっかり施工できます。
複数見積りがあれば、見比べると価格以外の違いが見えてきます。
【トラブル回避に重要】外壁塗装以外の部分も確認しよう。
塗装業者を比べる時に、塗装内容以外も比べましょう。
塗装内容以外に、トラブルの原因があるときも多いです。
具体的には
- 施工後の保証
- 会社の規模(倒産リスク)
- 施工の実績
- 施工管理がはいるか
- 施工中の写真をとってくれるか
などを確認しましょう。
すべて出来ていないとダメ!ではないですが、出来ている方が安心です。
塗装業者の値段が近い場合などは、比較する時のポイントにしましょう。
外壁塗装の見積りを比較するときのポイントは塗装の内容が以外もあります。
外壁塗装、業者比較の決めてはあなたの要望に答えているか?
一番重要なことは、あなたの要望に答える外壁塗装です。
複数の見積もりを見比べて、あなたの希望を叶えているのはどこの塗装業者なのか?
最後にもう一度見てみましょう。
- 予算にあっているのか?
- 塗装の耐久年数は希望通りか?
- 絶対なおしてほしい箇所は直るのか?
- 気になっている箇所は改善するのか?
- 希望の外観になるのか?
チェックしてみましょう。
契約前に、最終チェックをすると良いです。
契約後だと、変更してくれない塗装業者もいますよ。
見積もり内容から、塗装業者を選べたらついに契約です。
次のステップでは、契約前の最終確認と注意事項を説明します。
【ステップ7】塗装業者を決める。
契約前の最終確認と注意事項!
契約前に、必ず確認をしたほうがよい箇所がありますので解説します。
- 施工中の流れを確認
- 塗装箇所の確認
- 支払い条件や工事期間の確認
- 大切なことは契約書に残す
『契約』はいくらで何をどこまでやるのかを明記した『約束』です。
契約書にサインをすると、簡単に変更できないです。
慎重に最終確認をしましょう。
外壁塗装の施工時の流れ最終確認
具体的に施工の流れなど、説明を受けてから契約することをオススメします。
実際に流れを説明されると、施工のイメージを想像しやすいので確認がしやすいです。
- 匂いは気になる?
- エアコンは使える?
- 用意するものはある?
- 駐車場は使える?
- うるさくない?
- 窓は開けれる?
- 何時頃から工事の人はくるの?
実際に外壁塗装の施工のイメージをすると、いろいろな疑問が浮かんできます。
塗装業者は何十件、何百件も施工をしています。
あなたが外壁塗装をするのは、はじめてか多くても数回のはずです。
塗装業者には当たり前のことでも、あなたには当たり前では無いことも多いです。
知らないのは当然なので、少しの疑問でも確認しましょう。
疑問に思ったことはどんな小さなことでも、塗装業者に確認しましょう。
塗装する場所と、塗装しない場所を確認
「塗装してくれると、思っていたのに塗られなかった」
外壁塗装で非常に多いトラブルです。
とくに見落としがちなポイントとして
- ベランダ
- 雨樋
- 戸袋
- 門戸や塀
- ポスト
契約前に確認しておけば、トラブルは回避できます。
- 窓枠
- 給湯器の裏
- 玄関ドア
など素材や条件で、塗れないところもあります。
外壁塗装後の不満は、期待と結果のずれから起こります。
塗ってもらえるのか、確証がないところは確認をした方が無難です。
支払い条件や工事期間を確認
支払い条件や工事期間を確認するのは、重要なポイントです。
外壁塗装は工事期間が長いです。
施工の内容や規模にもよりますが、2週間から1ヶ月前後はかかります。
『施工期間1週間』など短すぎる場合は、なぜそんなに短いのか確認しましょう。
支払い方法や条件は、必ず確認しましょう。
- 前受金がいくらか?
- 中間金が必要か?
- 完工金は完工後、何日後までか?
など、『いつ』『いくら』必要なのかを明確にしましょう。
お金のことなので、ちゃんとしたいですね。
外壁塗装工事で全額前払いは、おすすめしません。
リフォーム工事の全額前払いは、非常にまれです。
塗装業者が前払いを要望してくる場合は、理由を確認しましょう
なぜなら、施工完了までに塗装業者が倒産した場合、一切戻ってこないです。
『工事期間の確認』や『支払い条件の確認』はお金にかかわる重要なポイントです。
必ず確認をしましょう。
支払いの条件や内容がわからないと、落ち着かないですよね。
大切なところは契約書に残す。
契約の前に、見積り書や契約書にお願いしたいことが書いてあるか確認しましょう。
『契約』はいくらで何をどこまでやるのかを明記した約束です。
言い換えると、契約書に書いていないことは、あとから言ってもやってくれない場合もあります。
契約書に残さないと後で「言った、言わない」となる場合もあります。
お互いに確認をしやすいので、必ず契約書に必要な内容を書いてから、契約をしましょう。
【Q&A】トラブルに合う前に、
注意するべき点をまとめました。
外壁塗装をしないといけいない理由から、適切な塗装業者の選び方までを解説してきました。
ここからは、よくある質問と回答をしていきます。
- 訪問販売は信用できる?
- 塗装をするのに最適な季節は?
- 悪徳業者を判断する方法は?
- 外壁塗装は補助金がでるの?
- 火災保険が外壁塗装で使えるって本当?
それぞれ、くわしく説明していきます。
Q1:訪問販売で、外壁塗装を契約してもいいでしょうか?
A1:訪問販売はオススメはしません。
訪問販売が違法ではないですし、悪い施工ばかりではないですが、悪い業者多いのは事実です。
必ず比べてから選びましょう。
訪問販売だけで選ぶのは、手抜き工事になったり。
割高な塗装になったりする場合が多いので、オススメしません。
Q2:塗装をする最適な季節は?
A2:秋と春が最適な時期です。
具体的には4月5月6月(梅雨前)9月10月11月12月(外気温5度以下では塗れない塗料もある)
業者の腕が、よければ時期を考えなくてもしっかり塗ってくれます。
調整ができるのであれば、その時期に塗装するのはオススメです。
Q3:悪徳業者を判断する方法は?
A3:焦らせる言葉に要注意
色々ありますが、一番注意が必要なのは「焦らせる言葉」です。
- 今契約したら、割引します。
- モニター価格でお値打ちになりますよ
- 早く施工しないと、大変なことになる!
など、焦らせる言葉には注意です。
比較検討されると「都合が悪いから」だと思って間違いないです。
冷静に比較検討しましょう。
Q4:外壁塗装に補助金が出る?
A4:市町村によって、補助金が出る場合もあります。
あなたが住んでいる地域の市役所などのホームページで確認しましょう。
- 断熱性能がある
- 子育て世帯である
- 耐震補強と一緒に施工が必要
などの条件がある場合が多いです。
一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会がやっている。
地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト(令和2年度版)
で調べることができます。
Q5:火災保険で外壁塗装ができるって本当?
A5:台風などの被害が原因の場合適応されます。
火災保険は契約の内容にもよります。
多くの場合は、火災だけでなく自然災害に対しても適応される。
台風などの風災・落雷なども適応
台風などが原因で、雨漏りをしてしまった場合などは対象になる場合があります。
保険会社に確認をしましょう。
よくわからない時は、お問い合わせもお気軽に
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
このブログでは塗装リフォームで迷っている人が、迷わず選べる内容を発信しています。
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