【30坪】外壁塗装の相場はいくら?11サイト調べたら50万〜180万円でした

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「30坪の2階建てだと、外壁塗装はいくらかかるんだろう」と検索して、出てきたページをいくつか開いてみた。

そして、サイトごとに書いてある金額が全然違うことに気づいて、余計に分からなくなった。

この記事は、まさにその状態の方に向けて書いています。

検索して上位に出てくる11サイトの金額を、こちらで1つずつ開いて実際に並べてみました。そのうえで、なぜこれだけ差が出るのかを分解しています。

読み終えるころには、「自分の家はこの幅のどのあたりなのか」を自分で見当づけられるようになるはずです。金額でもやもやしているなら、最後まで読んでいただく価値があると思います。

目次

検索上位11サイトの金額を、そのまま並べてみました

2026年8月19日に「外壁塗装 30坪 2階建て 相場」で検索し、上位に出てきたページが挙げていた金額です。

30坪2階建ての外壁塗装の相場を検索上位11サイトで比較した図
同じ「30坪・2階建て」でも、サイトによって下限50万円・上限180万円まで開きます(2026年8月19日 実測)

いちばん安い数字は50万円、いちばん高い数字は180万円でした。その差は130万円です。

どのサイトも、いいかげんなことを書いているわけではありません。

では、なぜこうなるのか。理由は4つあります。

同じ30坪なのに金額が違う、4つの理由

理由1|「外壁だけ」か「屋根も一緒に」かで、大きく変わります

いちばん大きい理由がこれです。

外壁だけを塗る場合と、屋根も同時に塗る場合とでは、工事の量そのものが違います。

実測した11サイトの中にも、「外壁のみで60万〜140万円、屋根とセットで110万〜180万円」と、両方を並べて書いているところがありました。

つまり、安い数字を出しているサイトは「外壁だけ」の話をしていることが多いということです。数字を見るときは、まずここを確かめてください。

理由2|塗料のグレードで、値段も持ちも変わります

同じ面積を塗っても、使う塗料によって金額は変わります。そして、安い塗料ほど早く塗り替えの時期が来ます。

一般的に案内されている目安を並べると、こうなります。

塗料の種類1平方メートルあたりの目安塗り替えまでの目安
ウレタン1,700〜2,200円ほどおおむね8年前後
シリコン2,300〜3,000円ほどおおむね10〜13年
ラジカル2,500〜3,000円ほどおおむね12〜15年
フッ素3,500〜4,800円ほどおおむね15〜20年

※これは各社が一般的な目安として案内している幅です。実際の単価は業者ごとに違います。

いま多く選ばれているのはシリコンとラジカルです。

大事なのは「1回いくら」ではなく「1年あたりいくらになるか」で見ることです。100万円で10年もつ塗装と、80万円で8年の塗装は、1年あたりにするとほぼ同じになります。

理由3|「30坪」と、実際に塗る面積は別のものです

ここが、いちばん誤解されやすいところだと思います。

30坪というのは床の広さであって、壁の広さではありません。塗装の金額は、壁の広さで決まります。

おおまかには、次のように見当をつけます。

延床の坪数 × 3.3 × 1.2〜1.7 = おおよその外壁の面積(平方メートル)

30坪なら、およそ120〜170平方メートル。この幅の広さが、そのまま金額の幅になります。

同じ30坪でも、凹凸の多い家は壁の面積が増えます。総二階の四角い家と、出っ張りの多い家では、塗る面積が数十平方メートル違うこともあります。

だから「30坪だからいくら」とは、誰も言い切れないのです。

理由4|足場と、地域による差

足場は、金額のうちおおよそ2割を占めます。

隣の家との距離が近い、道が狭くて資材を運びにくい、といった条件があると、その分は上がります。

また、職人さんの人件費は地域によって差があります。全国向けに書かれた記事の数字が、そのまま自分の地域に当てはまるとはかぎりません。

つまり、相場は「1つの数字」ではなく「幅」です

ここまでを整理すると、こうなります。

金額を動かすもの安くなる側高くなる側
塗る範囲外壁のみ外壁+屋根
塗料ウレタンなどフッ素など
家の形総二階の四角い家凹凸が多い家
立地足場を組みやすい隣家が近い・道が狭い

この4つが全部「安くなる側」なら下限に近づき、全部「高くなる側」なら上限に近づきます。

50万円も180万円も、どちらも嘘ではありません。条件が違うだけです。

そして残念ながら、記事を何本読んでも、自分の家の数字は出てきません。壁の面積も、家の形も、隣家との距離も、その家ごとのものだからです。

自分の家の数字を知るには、複数の会社に出してもらうしかありません

相場を調べる目的は、たいてい「提示された金額が高いのかどうかを判断したい」ことにあると思います。

それを判断するのに、いちばん確実なのは同じ条件で複数の会社に見積もりを出してもらうことです。

1社だけだと、その金額が高いのか安いのか、比べるものがありません。3社ほど並べると、自分の家の相場がその場で分かります。

複数の会社の金額を、まとめて比べられます

入力は1分ほどで終わります。無料で、その場で金額を比べられるので、いま提示されている見積もりが妥当かどうかの判断材料になります。もちろん、比べたうえで断ってもかまいません。

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見積もりを頼む前に、目を通しておくと安心な記事

この記事で出てきた金額の出どころのうち、大手の見積もりサイトについては、それぞれ評判と仕組みを調べています。

よくある質問

Q. 30坪の外壁塗装で、いちばん多い金額帯はどれくらいですか?

A. 実測した11サイトの数字を重ねると、80万円〜130万円のあたりに最も多く集まりました。ただし外壁のみか屋根込みか、塗料の種類によって上下します。

Q. 坪数が同じなら、金額も同じになりますか?

A. なりません。坪数は床の広さで、金額を決めるのは壁の広さだからです。同じ30坪でも、家の形によって外壁の面積は数十平方メートル変わります。

Q. 見積もりは何社くらい取ればいいですか?

A. 3社ほどが目安です。1社だけでは比べる相手がなく、多すぎると対応が負担になります。

Q. 相場よりかなり安い見積もりは、お得ということですか?

A. 安さの理由を確認してください。塗る回数を減らす、足場を簡略にするといった方法で安くしている場合、塗り替えの時期が早く来ます。1年あたりの金額で比べると判断しやすくなります。

まとめ

30坪2階建ての外壁塗装について、検索上位11サイトの金額を実際に並べたところ、50万円から180万円まで開いていました。

差が出るのは、塗る範囲・塗料・家の形・立地という4つの条件が、サイトごとに違う前提で書かれているからです。

相場は1つの数字ではなく、幅です。その幅のどこに自分の家が入るのかは、実際に見てもらわないと分かりません。

まずは複数の会社に同じ条件で出してもらって、自分の家の数字を手元に置くところからだと思います。

この記事について「ここが分かりにくい」「この点も知りたい」というところがあれば、ぜひ教えてください。順に足していきます。

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